なんかさ

どんな感じ?

milk

chelmicoの今日配信の曲から。

milk

milk

 

ニューアルバムのmazeとても楽しみです。歌メロをここまで聞かせてくるラップユニットってあんまり知らない。良質なポップソングとしてかなり高水準なんじゃないでしょうか。まだまだ咀嚼し足りないけど大好きになりそう。

 

鉄コン筋クリートをお家で今さっき読み終えた。松本大洋が評価される理由の一つは読後感が清々しいからなのかもしれない。こういう崩壊していく物語とかは大抵どこか陰りを見せて終わるけど、ピンポンにしろ花男にしろそしてこの鉄コン筋クリートにしろちょっとした後日談があるのが救いになる。

 

とりあえず松本大洋を追うのは一旦辞めて次は本秀康さんのワイルドマウンテンが気になります。

本さんの作品はあげものブルースを読んで結構ハマったクチです。ワイルドマウンテンはそれ以来結構気になっていた作品だから集めてみたいところ(Amazonでポチりました)。

 

今日は「街の底」の日でした。

これは基本的にコンビニで二郎インスパイア系ラーメンとビールとおつまみを買ってタバコをふかしながら家で晩酌をする日なのです。今名付けました。

無論eastern youthの一番好きな曲名から取らせていただきました。普通の夕飯よりも値段的には結構することになるんだけどこの自堕落感がどうもどこか求めてしまうところが自分の中に芯としてある。

吉野さんほどぼくは街の裏側、地獄を知ってるようにかっこよく生きてないし、かといってトレンディードラマに出てくる御曹司とかパパラッチされるような有名俳優みたいなセレブリティ溢れた生活もしてない。

どちらでもないからこそどちらの世界もファンタジーとして感じ取れるいいご身分なのだと自負してる。給付金10万円も普通に申し込んだし、マスクも会社からもらえるものもある平凡な生活を送れている。

自分の誇れるところは凡人というただそれだけのはず。だからこそ色んなカルチャーを、そう、まさにファンタジーとして、フィクションとして吸収できる。屈託なく吸収できる。はず。

 

相変わらず本棚は自分の要塞だと思ってるし、Tシャツも自分のオリジナリティをその凡人から一歩踏み出したい程度でしか攻められないし、自分が発売したCDを万引きするPVとか撮っちゃうロックスターにもビーフかましまくっていつの間にか銃弾で撃たれてしまうギャングスタヒップホップ的な人生にもどこか憧れる。自分の死際なんてわからないけどね。あぁ〜あれかっこいいなってずっと思える気持ちは無くならないで欲しいな。

 

そんなこんなで「街の底」の日。これが本当に自分の中で少しの背伸びになる。自堕落生活をする自分というコスプレになる。

コンビニで買ったラーメン食べて安いつまみ(今日はメンマ。うますぎ)食べてタバコ吸ってビールを飲んで寝ることが僕なりのかっこいいの具現の1つなのでしょうかね。

 

明日には、この僕なりの自堕落的かっこいいは満たされて違うかっこよさに救いを求めると思う。明日はお休みだから朝からコーヒー飲んでどこかおしゃれな本を読みたい細野晴臣的かっこよさを求めているかもしれない。

 

「かっこよくなりたい」っていう芯だけはあるのにそのベクトルがあちこち向いてるからブレた人間になっちゃうんだろうな。

けど、愛してるぜ。