なんかさ

どんな感じ?

爛漫

 

どうも。ひっそり。

 

更新してなかった理由は諸々ありますが。

とりあえずですね。

忙しい忙しい。あと寂しい。

のです。

 

で、なぜ今日更新するのか。

 

爛漫

爛漫

  • カネコアヤノ
  • J-Pop
  • ¥255

 

 

あ、これね。爛漫。これもあとで話します。

 

 

なぜ更新するのか。

それはですね。

ついに、大学生の頃から住んでた家を明日、日が変わって本日、出るからなのですね。

 

我が人生の一区切りになる日なのです。

この家では酸いも甘いも経験してきまして。最早苦いも経験しましたね。なんだったら苦いが8割かもしれません。その分甘いがめちゃ甘い、みたいなね。何を言っているのでしょうか。

 

とりあえずたくさんの人生の理想と、それに見合わなかった現実を経験してきた家から出るわけなのです。

 

この家を離れるというのは、ですね。

恋人と別れる、に近い気がするのですね。

なんででしょうかね。

梱包作業を行うにつれて、こう、なんか、ああ、まだ読んでない本があるなとか。もう一回読もうとしていた本、まだ読んでないなとか。

このCDはあの頃の自分にとって大事な冬を乗り越えられたな、とか。

 

まあそいつら連れて新たな家に行くわけなのですが。断捨離もするのですが。

 

読んでない本があるな、は約束していたのに失恋故に果たせなかったな、のメタファーです。悪しからず。そういう風に捉えてください。

 

理想と現実とかけ離れた家、と言いましたが、家としては本当にもう大理想でした。

ここ最近なんて大きな本棚に好きな漫画や好きな小説とかが飾られていくたびに心が満たされてました。

けど、なんなのだろうか。ずーっと止まった人、みたいなんですよね。

 

リセットですね。そうリセット。大仰に恋人のメタファーを挟みましたが単純にリセットです。

 

このブログはどんどんと書きたいことがまとまっていく過程を楽しんでもらう(読み返したときの自分が)ブログです。

余談だらけですみません。

 

で、ですね。

僕が感銘を受けたライブがね、ここ最近でちょっと覆されてしまったかも?みたいに思っていてですね。

 

2017初めてのフジロック。あそこで見たThe XXは本当に素晴らしかったんです。こんなにスゴイライブもう指折り数えても見れないだろって今でも思うのです。フジロックエクスプレスのサイトに載ってるクイックレポートが全てなので今度見てみてください。

 

そいで、銀杏BOYZ日本武道館公演。2回目のね。あれは最前列で峯田と何度も目があったし確実に僕に向けて歌ってくれた瞬間を切り取れた、非常にパーソナルな心情が涙腺にボロボロきてしまったわけでして。

 

あとは高校生の頃に見たサカナクション武道館。人生初単独ライブってのもあって。なかなか記憶に残っています。目が明く藍色やってたな〜とか。なんかそんな記憶なのですが。

 

ネバヤンフジロックグリーンステージ。

本当なんか、怒号のような声援がさ。フジロックってお高いイメージがあって、その背伸びして見る感じが僕結構鼻高々に好きなんですけど。それがみんな童心に帰ったかの如くたのしみまくってて。あんなハッピーでホームな空間をフジロックの、しかもグリーンステージだってのが強烈に覚えています。

 

あとはくるり武道館。

あまり評価の高くないくるりの言葉にならない笑顔を見せてくれよのツアーファイナル。あのとき最後に演奏した奇跡の素晴らしさね。

 

あと東京事変の解散ライブ武道館、毛皮のマリーズ解散ライブ武道館、ケンドリックラマーのフジロックグリーンステージ、eastern youthグリーンステージ、BEGINの京都音博、ホムカミのライジングサン、吉澤嘉代子5周年、andymori渋谷アックス、サンボマスター渋谷アックス、学生中寝る間も惜しんで作り上げた夏のライブ、クロマニヨンズ@赤坂BLITZ、スペアザ@CDJ、、結構あるな。

 

ってあげてくと馬鹿みたいにキリがないですね。マジで馬鹿。結局指折り以上ありますですね。片手はもう埋まっただろうし。

 

ただ本当鮮明に覚えているのがThe XXなの。

正直そんなに人気ないと思ってたし、実際曲そんなに知らない状態で見たし。

だけどそれがなんかもう、浄化されていくっていうと陳腐だけどさ。凄かったんだよあれ。

まだ日が上ってたんだけど日の沈む時間帯で。どんどんと沈んでいく中DJタイムとかでカラフルになるステージとかさ。

 

まあそれに匹敵するなってライブがね、この前金沢までちょいと新幹線で飛び立ちまして。

そこで見たカネコアヤノ@金沢市文化ホール

ほんとうっっに良かった。

社会人になって1番聴いてるアーティストがカネコアヤノでさ。このブログでも何回か挙げましたけど、燦々ってアルバムがちょっと人生1素晴らしいアルバムだと思っていて(2021.07.10現在)。その次に出したよすがってアルバムのツアーの中間くらいだったのかな?

その金沢市文化ホール

 

呆気に取られたというか。こんなにスゴイことしないでって。こんなに僕の社会人以降のタームを肯定してくれるの?っていう。

 

あーなんかでもあれだわ。

今まで感銘を受けたライブシリーズ書いてたらさ、結構どれも同じように見終えた直後は1番今日が良かった!!ってなるんだろうな。

 

けど、その肯定力が段違いでした。

もう二週間前なのが信じられないくらいに。

 

カネコアヤノの光の方へって曲があるのですけど、結構メジャーな曲の部類なのですけど、ということは明るい曲、ポップな曲、とっつきやすい初めて聞く人に聞かせて沼に入らせたい一曲なのですけど。

そのポップな曲でなんかズタボロ、、、はいいすぎたかな。そのポップな曲で、涙がでも出たの。確実に。

 

僕、人から褒められたりするのにとても弱くてですね。優しいなあ〜!優しいなぁ〜!!って泣きたくなるんですよ。

それでしたね。褒められてる曲でもないのですよ。自己顕示欲が満たされてしまうメロディと力強さと。

 

決して難解でない言葉の強さってあるじゃないですか。

わかりやすいポップな歌詞の方が実際想像しやすいし。

 

The XXの歌詞なんて全くわからないし。love... love... love...は聞き取れましたけど。それでも感動しちゃえる強さが強烈に残ってるのでしょうね。

 

本当にただこの曲は何度も、まじで100回は聴いてると思うんですけど。しかもいろんなシチュエーションでね。車自転車電車バイクバス、ほぼ車輪のあるものの上では聞いたんじゃないですかね?

それをこう生で聞けてる!!ってのがね。またなんか、来ちゃったのかなあ。

 

そのライブのアンコール前最後にやったのが爛漫という曲でした。

という話です。

 

とっちらかりすぎですか?

いいんです。

 

僕しか見ないことを書くのをさりげなく公開するのが楽しいのです。

 

そんなカネコアヤノがついに武道館公演なのですよ。

なんか、肯定してきてくれた(勝手にしてきてくれたことに解釈しています)人が武道館って。

 

で、さっきあげた過去見た自分の感動したライブに1番あがってるだろうハコ?は武道館。orグリーンステージ。

その武道館で演奏するっていうニュースも相まって本当にね、ブログを書きたくなった要因の一つでもあるのかも。スゴイ楽しみです。

 

というわけで、そんな自分史に刻まれる日を最近経て。今日もそんな日になるんだろうなと。家が全ての思い出じゃないけど。カネコアヤノを聞いた日々もこの家でたくさんあったわけだし。

 

なんか名残惜しくなってしまうね。

最後の夜なのですこの家で過ごす。

 

ありがとうを込めて!

お体には気をつけてね。